2009年1月12日月曜日

消費税

この人の1/4のブログの最後の方
を見ていて思ったこと。

消費税率を欧米並みに上げるとどうなるか?

◆所得税が減税され、手取り収入が増えるので、
 みんな、どんどん消費するようになる。
 その結果、税収は増加する。

◆消費税が上がり、出費が増えるので、
 みんな、消費を控えるようになる。
 その結果、みんなの貯蓄が増えるだけで、
 税収は少なくなる。

さて、どっちが勝つのでしょう?

それはさておき、
国が間接税に移行したい理由は、税収の安定化ですよね。

不景気でも、みんな最低限の消費は行うから
(食料を買ったりするから)安定収入が見込めるってこと。

これって、国民の所得は減っているのに、
国の収入だけは確保したいってこと?
国民所得が減るのは、政府の責任じゃなくて、
民間の責任だということ?

国にとっては、景気を良くしよう!
という行動を取らなくても
安定収入が得られるってのは、今以上に
”働かない公務員””首切りを恐れない公務員”を
生み出さないか?

努力もしないで、権力によって仕組みを変えるだけで、
自分達の収入を安定化させるっていう発想が
なんか、ずるい気がするなぁ。

そう思わない?

まぁ、一応、選挙で選んだ政治家さんが
決めるから、国民で納得して、それを選択したんだったら
仕方ないけど・・・。

でも、所得税減税の方は、給料明細上で
表現されるだけだから、実感がわきにくいけど、
消費税アップは、自分で払うときに
その負担を感じることができるから、
消費を控えたくなると思うけど。
その結果、やっぱり、税収は減るんじゃない?
国民所得も減るんじゃない?

だって、お金持ちの人にとっては、
少々所得税が減ったって、元々そんなに
お金を気にせず使ってるんだから
余ってるお金の量が増えるだけで、使う量は変わらないと思うなぁ。

かといって、貯蓄が増えても、こんなゼロ金利時代に
投資が増えるとも思えないし。

まぁ、僕は、今は、上海で生活してるので
どっちでもいいけど。

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