昨日は、嵐でしたね。
ものすごい雨と雷。
そして風。
帰りの電車はJR京都線なのですが、
途中の駅で止まってしまいました。
「芦屋〜甲子園口で強風のため運転を見合わせております。
いつ運転できるようになるのかはわかりません。」って。
阪神間での運転ストップだけど、京都線もストップしてしまいます。
なぜなら、この二つは大阪駅を境目につながっている路線だから。
前の電車が動かないので、うしろがすすめません。
そこで、思い切って電車を降り、
少し歩いて阪急電車へ。
こちらは動いていました。
なぜなら、つながっていないから。
阪急京都線と阪急神戸線は梅田を起点としていますが、
全く交わるところがありません。
独立しているんです。
だから、神戸線がストップしても京都線は動くんです。
工場のもの作りも同じですね。
昔は、ライン生産方式でしたが、
これだとラインの途中で何か事故が起こると、
すべてがストップします。
ちょっと前に流行ったセル生産方式だと、
一つのセルで事故が起きても、
そこだけの被害で済みます。
また、情報について言えば
インターネットでつながっている世界です。
この世界も”つながっている”ということは、
全く身動きを取れなくなるリスクも抱えているのかもしれません。
一蓮托生の世界。
確かに、セキュリティを厳しくしている組織は
ネットワークを独立させていますよね。
つながっていることと
つながっていないこと。
何事においても、これらをうまいこと使い分けて
”安全”と”便利”のバランスを取って行く必要がありますね。
複雑で難しい世の中です。
2007年8月23日木曜日
つながったり はなれたり
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