2007年8月23日木曜日

つながったり はなれたり

昨日は、嵐でしたね。

ものすごい雨と雷。
そして風。

帰りの電車はJR京都線なのですが、
途中の駅で止まってしまいました。

「芦屋〜甲子園口で強風のため運転を見合わせております。
いつ運転できるようになるのかはわかりません。」って。

阪神間での運転ストップだけど、京都線もストップしてしまいます。
なぜなら、この二つは大阪駅を境目につながっている路線だから。
前の電車が動かないので、うしろがすすめません。

そこで、思い切って電車を降り、
少し歩いて阪急電車へ。

こちらは動いていました。
なぜなら、つながっていないから。
阪急京都線と阪急神戸線は梅田を起点としていますが、
全く交わるところがありません。
独立しているんです。

だから、神戸線がストップしても京都線は動くんです。

工場のもの作りも同じですね。

昔は、ライン生産方式でしたが、
これだとラインの途中で何か事故が起こると、
すべてがストップします。
ちょっと前に流行ったセル生産方式だと、
一つのセルで事故が起きても、
そこだけの被害で済みます。


また、情報について言えば
インターネットでつながっている世界です。
この世界も”つながっている”ということは、
全く身動きを取れなくなるリスクも抱えているのかもしれません。
一蓮托生の世界。

確かに、セキュリティを厳しくしている組織は
ネットワークを独立させていますよね。

つながっていることと
つながっていないこと。

何事においても、これらをうまいこと使い分けて
”安全”と”便利”のバランスを取って行く必要がありますね。
複雑で難しい世の中です。

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