今週の月曜日から新入社員がうちの部署に配属になりました。
大学院卒の女性です。
僕の仕事を引き継いでもらうので、いろいろ教えているのですが、
大学院で会計をしていただけあって、説明する側は楽です。
さすがに、経営管理系のことは、まだわからないかもしれませんが、
制度会計の話になると結構詳しい。
僕は経理志望ではなく、大学でも会計に全く触れたことが
ない状態で経理に配属されました。
仕訳とか借方とか貸借対照表とか、聞いたことのない単語が山ほど出現。
僕に教えてくれた人の言葉の90%は意味不明でした。
これって宇宙語?
人間、話の90%が意味不明だとどうなるか?
眠くなります。
ほんとに眠かった。
途中でまじめに聞くのをあきらめ、その人の説明を
右から左に受け流し、後で、自分でゆっくり考えることにしました。
結局、経理の勉強の中で一番勉強になったのが、
自分の家計簿を複式簿記でつけること。
しかも簿記の参考書は読まずに。
最初は、BSとPLが合わなくて、エクセルの計算式を
しょっちゅう手直ししていました。
資金の見込みを誤って、クレジットカードの引き落とし日に
残高が不足して、督促状をもらったこともあります。
その経験から、会社が社会的信用を落とさないようにするには
何が大切か?ということも、身をもって理解できました。
会社を存続させるためには、
利益だけじゃなくキャッシュフローを管理することも大切なんだと。
お金がないと生きて行けませんから。
座学も大事ですが、そういう”実感”をどうやって新入社員に
伝えていくか?どうやって体験してもらうか?
ということを考えて、指導して行きたいと思います。
2007年9月6日木曜日
新入社員がやって来た
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