2007年6月29日金曜日

環境月間

6月は、環境月間でしたね。

身近なところでは、ゴミの捨て方なんかも、
ちょっと気をつけるだけで
環境に優しい生活が送れます。

今までいろんなところで生活をしてきたのですが
それぞれの地域のゴミの捨て方が全然違いました。

そこには、行政の環境問題への力の入れ方や
そこに住む人々の意識の違いが表れています。

ちょっと紹介。

まずは、14年前の大阪市。
普通ゴミと粗大ゴミの2種類だけ。
大都市ならではの捨て方です。

次は同時期の神戸市。
ここも大阪市と同じでした。

そんでアメリカのボストン。
12年前ですが、ここが一番ひどかった。

ひとブロックの中心にゴミ置き場があります。
そこには、トラックの荷台がでーんと置いてある。
みんな、そこにゴミの捨てるのですが、
そのゴミの種類たるや、生ゴミあり、
自転車あり、テレビあり、オートバイあり・・・。

なんでも一緒です。
回収日に、トラックがやってきて、
空の荷台をドカーンと下ろし、
ゴミを乗せた荷台を引き上げ、
そのまま運んで行きます。

なんて合理的。
なんて大胆。
アメリカンですねぇ。

この国には、環境問題のリーダーシップは
絶対にとらせてはいけません。

そんでもって、8年くらい前の横浜。
ここも自由でしたね。
大阪とおんなじ。
ペットボトルは分けていた気もします。

6年前の川崎。
ゴミ袋が透明のもの限定だったような。
東京のルールだったっけ?
ちょっと記憶が曖昧です。

そんで、一番厳しかったのが
4年前の東北某市。

普通ゴミ、ペットボトル、プラスチック容器、
瓶缶、粗大ゴミなどに細かく分かれています。
しかも、それぞれ専用のゴミ袋があるのですが、
その値段が高い!!
人口が少ないので、ゴミ処理施設の一人当たりの負担額が
高くなってしまうのかもしれませんが、
一番高い普通ゴミの袋は、1枚50円!!

容積をとるペットボトルやプラスチック容器を
ここにまぎれさせるのは、経済的に得策ではありません。
だから、みんな分別します。
そうしないと、それが家計に直接響いてきますから。

一人一人の意識を高めるのは、
容易ではありません。

でも、行政が、こう言う時くらい権力をかざして、
環境問題に取り組んでも良いのではないでしょうか。
うまく税を使ってコントロールすれば、
自然と3Rも進んで行くと思います。
自分自身に直接被害がないと、なかなか重い尻をあげるのは
難しいですよね。

自治体の皆さん、検討を祈ります。

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